■ 6月末配当シリーズ第7弾——インヴィンシブル投資法人
「6月末に権利確定日を迎えるシリーズ」第7弾です。
インヴィンシブル投資法人(証券コード:8963)は、6月末と12月末の年2回、分配金の権利が確定するJ-REITです。
2026年6月期の分配金を受け取るためには、2026年6月30日の投資主名簿への記載が必要です。東京証券取引所での権利付き最終取引日は6月26日(金)。この日までに保有していれば、分配金の権利を取得できます。
■ 買ったきっかけ——インバウンド回復への期待と高い分配金利回り
数年前、J-REITの中でもホテルへの投資比率が高い銘柄を探していたときに目に留まったのがインヴィンシブル投資法人でした。
コロナ禍で打撃を受けたホテル業界が回復していくタイミングで、「これから訪日外国人(インバウンド)観光が戻れば、ホテルの稼働率と収益は上がるはず」という期待と、当時の高い分配金利回りが購入の決め手になりました。
■ 実際に持ってみてどうだったか
結論から言えば、プラスになっています。
インバウンド観光の回復が想定以上に力強く進んだことで、ホテルの稼働率・客室単価ともに上昇。コロナ禍からの回復局面で分配金水準は大きく改善し、購入時の期待通りの展開になっています。
■ インヴィンシブル投資法人ってどんなREITか?
インヴィンシブル投資法人(証券コード:8963)は、ホテルを中心に住居も保有するJ-REIT(不動産投資信託)です。
保有物件の内訳はホテル114件・住居41件・その他1件(執筆時点)で、ホテル比率が非常に高いREITとして知られています。国内のリゾートホテル・シティホテル・観光地ホテルなどへの投資を通じて、インバウンド観光の恩恵を直接受ける構造になっています。
REITとは「不動産投資信託」のことで、投資家から集めた資金で不動産を取得・運用し、その収益を分配金として投資家に還元する仕組みです。個人が直接ホテルや不動産を購入するのは難しいですが、REITを通じれば少額から不動産投資が可能になります。
■ 分配金利回りとして見たときのポイント
2026年6月期の予想分配金は1口あたり1,895円です。ホテル需要の回復を背景に、コロナ禍から大きく改善した分配金水準を維持しています。
2026年の年間分配金は6月期1,895円・12月期2,144円の合計4,039円が予想されており、執筆時点の投資口価格ベースでの分配金利回りは6%台と、J-REITの中でも高水準です。
⚠️ 分配金利回りは投資口価格の変動により毎日変わります。投資判断の際は必ず最新情報をご確認ください。
なお、noteマネーではインヴィンシブル投資法人(8963)の株価チャートをリアルタイムで確認できます。ぜひ活用してみてください。
■ ホテルREITならではのリスク
インヴィンシブル投資法人への投資で特に意識したいのは、ホテル比率の高さゆえのリスクです。
・観光需要の変動:景気後退・円高・地政学リスクなどでインバウンドが減少すると、稼働率と客室単価が低下し、分配金が減る可能性があります
・金利上昇リスク:REITは借入金で不動産を取得するため、金利上昇は収益を圧迫する要因になります
・自然災害・疫病リスク:コロナ禍のような想定外の事態でホテル業界全体が打撃を受けるリスクがあります
高い分配金利回りの背景には、こうしたリスクが含まれていることを理解しておく必要があります。
■ こんな人に向いているかも
・6月末の分配金権利を取得したい人
・インバウンド観光の成長に期待する人
・高い分配金利回りを求める人
・少額から不動産(ホテル)に間接投資したい人
■ まとめ
インヴィンシブル投資法人は、ホテル比率の高いJ-REITとしてインバウンド観光の恩恵を直接受ける銘柄です。年間予想分配金4,039円・分配金利回り6%台という高水準が魅力ですが、観光需要の変動・金利上昇などのリスクも存在します。
6月末の権利付き最終日(6月26日)が迫る中、J-REITという選択肢を改めて考えてみるきっかけになれば嬉しいです。
この記事はあくまで個人の体験をもとにした情報提供です。投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任のもと、最新情報に基づいて行ってください。
数値・情報は執筆時点(2026年6月)のものです。最新情報は各社IR・証券会社サイトでご確認ください。
