■ 6月末の配当権利、もう意識していますか?
今回から「6月末に権利確定日を迎えるシリーズ」として、保有銘柄を紹介していきます。
2026年の6月末配当・優待の権利付き最終日は6月26日(金)。この日までに株を保有していれば、配当金と株主優待の権利を取得できます。
その第1弾として取り上げるのが、ヤマハ発動機(証券コード:7272)です。
■ 買ったきっかけ——バイクと配当、両方が魅力だった
数年前、高配当株を探していたときに目に留まったのがヤマハ発動機でした。
「ヤマハ」といえば、バイクや船外機で世界中に知られるブランドです。自分自身がバイクや船に乗るわけではありませんが、「世界で愛されているブランドの株を持つ」という魅力があり、さらに株主優待も充実していると知って購入を決めました。
■ 実際に持ってみてどうだったか
配当を受け取りながら、株価も比較的堅調に推移しています。
2026年春以降は好決算を背景に株価が堅調に推移し、高値圏を更新する場面もありました。高配当と優待の両面があり、長期保有を検討しやすい銘柄だと感じています。
■ ヤマハ発動機ってどんな会社?
ヤマハ発動機(証券コード:7272)は、1955年創業の静岡県磐田市に本社を置く二輪車・マリン・ロボティクスの総合メーカーです。「ヤマハ」ブランドは世界180以上の国と地域で展開されています。
・ランドモビリティ:二輪車(バイク)・電動アシスト自転車・スノーモービル
・マリン:船外機・ウォータービークル・ボート
・ロボティクス:産業用ロボット・無人ヘリコプター・電動車いす
・金融サービス:販売金融・リース
「バイクの会社」というイメージが強いですが、船外機では世界トップクラスのシェアを持ち、産業用ロボットや無人ヘリなど先端分野にも積極展開しています。
なお、2024年1月に1株→3株の株式分割を実施しており、以下の配当金・株価の数字は分割後ベースです。
■ 高配当株として見たときのポイント
2026年12月期の年間配当予想は1株あたり50円(中間25円・期末25円)で、前期の35円から15円の大幅増配となる見込みです。執筆時点の配当利回りは約4%と、高配当株として十分な水準です。
⚠️ 配当利回りは株価の変動により毎日変わります。投資判断の際は必ず最新情報をご確認ください。
なお、noteマネーではヤマハ発動機(7272)の株価チャートをリアルタイムで確認できます。ぜひ活用してみてください。
■ 株主優待について(重要な変更あり)
ヤマハ発動機の株主優待は、保有株数に応じたポイントが付与され、以下の商品と交換できます。
・本社・グループ会社がある地域の名産品(静岡・北海道・宮城・熊本)
・ジュビロ磐田のJリーグ観戦ペアチケット
・ヤマハ発動機ジュビロのラグビー観戦ペアチケット
・自社関連施設の利用割引券(バイクレンタル・ボート免許など)
・社会貢献基金への寄付
ただし、2026年12月期の権利分より、株主優待制度が変更される予定です。
【主な変更点(予定)】
・権利確定月が「6月・12月」→「12月のみ」に変更(6月の中間優待は廃止)
・保有期間1年未満は対象外(最低1年以上の継続保有が必要)
・3年以上の長期保有ではポイントが増量(100株の場合1,000P→3,000Pに増額)
現行制度ベースでは、2026年6月末分が最後の「6月優待」となる予定です。この点は特に注意が必要です。
※優待内容・条件は変更される場合があります。最新情報は公式IRページでご確認ください。
■ 最近の注目ニュース——好決算と株価上昇
2026年12月期第1四半期決算は、売上収益7,301億円(前年同期比16.6%増)、営業利益626億円(同43.8%増)、最終利益412億円(同34.5%増)と大幅な増収増益を達成しました。二輪車を中心とした販売増加とランドモビリティセグメントの好調が業績を牽引しています。
通期予想は売上収益2兆7,000億円(前期比6.5%増)、営業利益1,800億円(同42.4%増)、当期利益1,000億円(同520.8%増)と強気の予想が維持されています。
⚠️ 最新の業績・配当情報は公式IRページでご確認ください。
■ こんな人に向いているかも
・6月末の配当権利取得を検討している人
・高配当×株主優待の「二刀流」でリターンを得たい人
・世界的ブランドの成長性に期待する長期投資家
・長期保有で優待ポイントの増加を狙いたい人(1年以上保有が条件)
■ まとめ
ヤマハ発動機は、世界180以上の国と地域で展開する二輪車・マリン・ロボティクスのグローバルメーカーです。2026年12月期は大幅増配・好決算で注目度が高まっています。
6月末の権利付き最終日(6月26日)が近づく中、株主優待制度の変更も含めて把握したうえで、長期投資の視点で向き合いたい銘柄です。
この記事はあくまで個人の体験をもとにした情報提供です。投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任のもと、最新情報に基づいて行ってください。
数値・情報は執筆時点(2026年5月)のものです。最新情報は各社IR・証券会社サイトでご確認ください。
