■ メガバンクに目覚めたきっかけ

三菱UFJの記事でも書いたように、日本の金利上昇という時代の変化が、メガバンク株への見方を大きく変えてくれました。

三菱UFJを買ってしばらく経った頃、ふと気になったのが「他のメガバンクはどうなんだろう?」という疑問でした。調べていくうちに出会ったのが三井住友フィナンシャルグループ(証券コード:8316)です。

きっかけはシンプルに高配当でした。でも調べるほど、「三菱UFJとは違う魅力がある」と感じるようになりました。

■ 実際に持ってみてどうだったか

結論から言えば、大幅なプラスになっています。

高配当を期待して買い始めた銘柄が、金利上昇という追い風も加わり、配当・株価ともに想定以上のリターンをもたらしてくれました。「メガバンクを2本持つ」という選択が、ポートフォリオの安定感につながっています。

■ 三井住友フィナンシャルグループってどんな会社?

三井住友フィナンシャルグループ(証券コード:8316)は、三井住友銀行を中核とする、総資産規模で三菱UFJに次ぐ国内大手メガバンクグループです。

・銀行事業:三井住友銀行(国内外の法人・個人向け融資・預金)
・証券事業:SMBC日興証券(リテール・法人向け証券サービス)
・消費者金融:SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)
・カード事業:三井住友カード(クレジットカード・決済)
・海外事業:アジア・米国を中心にグローバル展開

「三井住友銀行」「三井住友カード」「プロミス」——日常のどこかで目にしたことがある方も多いはずです。銀行・証券・カード・消費者金融を一体で持つ総合金融グループとしての強みが際立っています。

■ 三菱UFJとの違いは?

同じメガバンクでも、三菱UFJと三井住友には性格の違いがあります。

三菱UFJが「規模と知名度で国内最大」とすれば、三井住友は「収益効率と株主還元の積極性」で評価されている印象があります。

特に注目したいのが配当の伸びです。連続増配が始まる直前の2021年3月期から2026年3月期予想までの5年間で、年間配当額は1株あたり63.3円から157円まで、約2.4倍に増加しています。この増配スピードは、日本の大手金融株の中でも際立ったものです。

■ 高配当株として見たときのポイント

三井住友FGは、2026年3月期予想を含めると5期連続増配となる見込みです。2026年3月期の年間配当は1株あたり157円(中間78円・期末79円)を予定しており、前期の122円から35円の増配、増配率は約28.7%という水準です。

また2024年10月1日に1株を3株に分割する株式分割を実施。1株あたりの購入価格が下がり、少額から投資しやすくなりました。

配当利回りはおおむね3%台で推移することが多い銘柄です。

⚠️ 配当利回りは株価の変動により毎日変わります。投資判断の際は必ず最新情報をご確認ください。

なお、noteマネーでは三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価チャートをリアルタイムで確認できます。ぜひ活用してみてください。

https://money.note.com/embed/charts/8316?type=company&period=fix&end_date=2026-05-08&term=six_month&embed_key=BrHEwT3AkKGvuUr6

■ 最近の注目ニュース——5月13日に本決算発表予定

2026年3月期の通期業績予想は、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比27.3%増の1兆5,000億円。第3四半期時点で通期計画に対する進捗率は約93%と高水準で、通期予想の達成が見込まれています。

なお、2026年5月13日に本決算発表を予定しています。新NISAを活用して長期保有を考えている方は、決算内容を確認してから判断するのも一つの方法です。

⚠️ 最新の業績・配当情報は公式IRページでご確認ください。

■ こんな人に向いているかも

・三菱UFJとともに「メガバンク2本持ち」でリスク分散したい人
・5期連続増配という株主還元姿勢を評価する人
・金利上昇の恩恵を受ける銘柄を長期保有したい人
・株式分割で少額から買いやすくなった今が気になる人

■ まとめ

三井住友フィナンシャルグループは、銀行・証券・カード・消費者金融を一体で持つ総合金融グループです。5年で配当2.4倍・5期連続増配(予想)という株主還元への積極的な姿勢が、長期投資家に高く評価されています。

「三菱UFJだけじゃない」——もう一つのメガバンクという選択肢が、ポートフォリオに厚みをもたらしてくれる銘柄だと感じています。

この記事はあくまで個人の体験をもとにした情報提供です。投資にはリスクが伴います。投資判断はご自身の責任のもと、最新情報に基づいて行ってください。

数値・情報は執筆時点(2026年5月)のものです。最新情報は各社IR・証券会社サイトでご確認ください。